振動発電デバイス

振動発電デバイス

振動発電デバイスによる自己発電で、IoT機器には電源コードやバッテリー交換が不要です

さまざまな動作で高出力発電が可能なラインナップ、試作からカスタム対応

身近な場所でも、私たちの動きを電力に変換することができ、さまざまなラインナップから適切な発電方法を選び、最適な提案を提供します。カスタムメイドも可能。

スライドタイプ

手に持って、左右に振ることで生まれる衝撃エネルギーを電気エネルギーに変換するタイプです。

往復動作:140mW
回転動作:7mJ


スイッチタイプ

スイッチを押して解放する動作を電気エネルギーに変換するタイプです。

押下動作:5mJ 
開放動作:5mJ


強制駆動タイプ

つまみを一方向にスライドし、解放する動作を電気エネルギーに変換するタイプです。

スライド開放動作:9mJ 


カーブタイプ

湾曲したモノを傾けたり、振ったり、回転させる動作を電気エネルギーに変換するタイプです。

往復動作:100mW 
傾き動作:15mJ 
回転動作:30mJ


レバータイプ

レバーを押し引きする動作を電気エネルギーに変換するタイプです。

押す動作:30mJ 
引く動作:30mJ 


ヒンジタイプ

回転する動作を電気エネルギーに変換するタイプです。

回転動作:30mJ 

100mWを超える高出力発電

従来の振動発電デバイス(1mW)と比較し、数十〜数百倍の高出力発電が特徴。 Orbrayの電源レス振動デバイスはヨーク(継鉄)を用いた設計を採用。この設計により、磁束密度を高め、マグネットの磁力を無駄なく効率的にコイルに伝えることができ、高出力発電が可能に。

高出力発電の詳細

低速の動作でも発電可能

一部の振動発電デバイスには、極低速の動作でも一定以上の発電量が出力される機構も採用。例えば、車両検知センサーは通常では発電不可能なゆっくりした動作であっても、内部にエネルギーを蓄電し、一気に放出することで、動作速度に依存しない発電が可能。

高い耐久性

振動発電デバイスでは、動作による機械的損失を減らし、可動部品の低摩擦化や低質量化、少ない動作での必要電力確保により、高い耐久性を実現。発電部の繰り返し耐久性1,000万回以上(製品実装品、社内実験)

よくあるご質問(FAQ)

Q:振動発電デバイスがどのようなものか感覚を知りたい。サンプルはありますか?
貸出用サンプルをご用意いたします。お問い合わせください。
Q:どのような動きでも発電できますか?
様々な振動源に沿ったラインナップを揃えております。動きによって、得られる発電力も異なりますので、最適設定を行いご提供いたします。
Q:設置する場所の振動が把握できていません。振動を測定して最適化して頂くことは可能ですか?
可能です。加速度センサーを取り付け、振動データからデバイスを設計いたします。
Q:発電デバイスの試作をお願いしたいが、最小ロットは何台からですか?
1台から試作を行います。
Q:振動式の場合、どれくらい振動周波数に依存しますか?
最も効率よく発電できる周波数にあわせて設計を行いますが、共振周波数によるQ値もなだらかで、設計値の振動周波数前後でも発電可能です。
Q:耐久力はどれくらいですか?
発電機構は半永久的です。ただし、発電部にはメカ部品があり、それらの耐久力に依ります。お客様の求める耐久力を提供いたします。
Q:防水できますか?
可能です。すべてお客様仕様の製品を設計いたします 。
Q:サイズや重量は?
振動式ですと、30x20x50mm、約60gです。形状や仕様に依ります。
Q:ウェアラブルに搭載したい。小型化は可能ですか?
小型化は苦手です。振動発電デバイスの一度のエネルギーで市販の無線やセンサーを駆動させることを当社の開発コンセプトとしており、サイズを犠牲にして高い出力と耐久性、堅牢性の向上を目指しています。
Q:発電デバイスの固定方法の推奨はありますか?
両面テープやビス固定を推奨しております。

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