SDGsの取り組み~Epic障がい者サーフィン体験in茅ヶ崎

代表取締役社長 並木里也子

オリンピックの新種目に取り入れられたサーフィンで日本人選手が活躍するのを見ながら、2年ほど前に運営をお手伝いしたイベントのことを思い出しました。

ウインドーサーフィン界にとどまらずSurf&Snow業界では知らない人はいないというレジェンド、岡崎友子さんの依頼で参加したEPICという障がい者サーフィンスクールのイベントです。

アダプティブサーフィン(障がい者サーフィン)では、子どもや女性にはひとりに対して4人、体重の重い男性には5人のアシストが必要です。また、波に乗った後に陸側でキャッチする人も必要となるので、障がいの度合いにもよりますが、ひとりにつき総勢10名ほどでサポートをします。このイベントのために、地元のサーファーや海仲間ら多くの人が駆け付け、ボランティアで協力していました。

水陸両用の車椅子を活用したほか、参加者が楽しめるようにと現場でサーフボードに穴を開けて持ち手をつけたり、参加者の動きを予測し、それに臨機応変に対応するマリンスポーツのプロの方々の柔軟な対応ぶりには脱帽!たくさんの笑顔と愛があふれる素敵なイベントでした。

イベント参加者のご家族の方たちも素敵な方たちでした。障がいを持つ子どものために、車椅子でできるパラグライダー、スキー、サーフィン、マウンテンバイクのイベントを探し、全国を旅しているご家族や、重度の障がいを持っているが、きっと何かを感じてくれるはず、と愛知県から来られたお母様もいらっしゃいました。

私はこのイベントの中で、ビーチクリーンとプラスチックごみを集めてアート作品を作る、「Trash2Treasure(トラッシュ・トゥー・トレジャー)」を担当させてもらいました。

30分間のビーチクリーンで集めた大量のゴミを、娘と一緒に2時間かけて選別し、プラスチックゴミを大きさ別に仕分けました。その後、参加者の子供達と一緒に段ボールやフォトスタンドの飾りつけを楽しみました。

どこに行ってもあふれているゴミ、いくら拾ってもきりがないから、捨てるものを減らさないと始まりません。一つのものを長く大事に使う。そして今あるゴミは再利用。想像力を駆使してゴミを素敵なものに変えてしまえば捨てることなく大事にしてもらえる。岡崎さんによると、そんな思いからTrash2Treasureは始まったのだそうです。

「ゴミと思っていたものが何か素敵なものを作る材料だと思えたら、ビーチクリーンにも熱心に楽しめるはず。Trash(ゴミ)をTreasure(宝物)にかえていきましょう!」(岡崎さん)

心のバリアフリー

このイベントがきっかけで、障がいを持つ友人がたくさん増えました。私は彼らからいつも多くのことを学んでいます。

たとえば、車いすユーザーの方々が気軽に話しかけてもらいたいと思っていることを知り、最近は街で困っている人に自分から声をかけられるようになりました。もし声をかけて断られた場合でも、視線をそらして通り過ぎてしまった後の心地悪さを感じるよりはずっといい。心のバリアフリーは誰もが、自分次第ですぐにでもできることだったのですね。

「おかげさま。おたがいさま」最近特に好きな日本語です。未来の子供たちにも伝わっていくといいなと思っています。

岡崎さんは海、私は山とフィールドこそ違いますが、ともに自然の中で活動をしてきましたので、20年以上前から環境問題を意識し、一緒に活動してきました。人間は本当に小さな存在で、大自然の中で遊ばせてもらっていると思っています。これからも大自然の中でのスポーツや遊びを多くの方に伝えていきたいと思います。

最後に友人の書籍のご紹介です。

この夏、大人だけでなく中高生にも是非読んでもらいたいです!

「線路は続くよどこまでも」
 山田千紘

20歳で事故にあった片腕サラリーマン。初めて洗濯物を畳んだのも、卵を割るのも片手だったから、自分にとってはすべて普通のこと。「暗闇から光を見るために必要なものは、プラスを数えること」「マイナスの数を数えるのではなくプラスの数を数える」。彼の頑張る姿から、きっと元気と勇気をもらえると思います。

「一度死んだ僕の、車いす世界一周」
 車椅子トラベラー 三代達也

高校中退後、18歳の時のバイクの事故で車いす生活となった三代さん。数々の困難を乗り越えてきた彼の介助者なしの車椅子での世界一周の体験記。彼の心と行動の変化に、きっと多くの人が勇気付けられると思います。「ハプニングこそが旅の醍醐味!」に共感しつつ、笑いと涙、人との出逢いが詰まっています。


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