ダイヤモンドとは

宝石と言われて多くの人が思い浮かべるのはダイヤモンドだと思います。ダイヤモンドの名称は、ギリシャ語で「堅固無比なもの」を意味する語句 “adamant” に由来しています。当社の名前はここから来ています。

ダイヤモンドの主成分は炭素です。成分だけで言えばダイヤモンドも鉛筆の芯も同じ炭素ですが、炭素原子の並び方が違うため、その特性は大きく違います。ダイヤモンドがとても硬く神秘的な輝きを持つことは、誰もが知るところです。ダイヤモンドの色に影響を与える要因の一つに不純物が挙げられます。不純物を含まない純粋なダイヤモンドは無色透明ですが、不純物を含むカラーダイヤモンドも存在します。ダイヤモンドは不純物の量や入り方によって表1のような4つのタイプに分類されます。これは科学的にダイヤモンドを分類したもので、装飾品としてのダイヤモンドの価値を決める4C※1とは異なります。

  I型Ⅱ型
IaIbⅡaⅡb
窒素含有量[wtppm]3,000(凝集)>500 (分散)<20 (置換)~0
ボロン含有量[wtppm]000~20
無色or黄色黄色or褐色無色
産出される割合[%]~98~0.11~2~0

ブルーやピンクなどのカラーダイヤモンドは天然で産出される確率が非常に低く、希少価値が高いです。近年、技術の革新によりカラーダイヤモンドを作る技術や無色や黄色いダイヤモンドを放射線照射や熱処理でカラーダイヤモンドに変える技術の開発が進んでいます。

ダイヤモンドの主な原産地はロシア、ボツワナ、コンゴ、オーストラリア、カナダで、2018年のデータではこの5か国で世界全体の産出量の約80%を占めます。 ダイヤモンドは古い地質構造が保持された場所でしか採掘されず、地質構造が新しい日本では産出されないと考えられてきました。しかし、2007年に愛媛県で1ミクロン程度の微小なダイヤモンドが発見され、大きな話題になりました。

次回は長年人類が夢見てきたダイヤモンドを人工で作る技術についてご紹介させていただきます。

用語説明

※1:4CとGIA(米国宝石学会)が定めたダイヤモンドの品質評価の指標。Cut, Clarity, Carat, Colorの4項網で評価する。

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