アダマンド並木精密宝石株式会社からOrbray株式会社への軌跡はこちら

時計部品Watch Parts

Orbrayの腕時計とのかかわりは、1949年の腕時計用軸受宝石から始まります。
当時の腕時計のムーブメントは手巻き機械式で、ゼンマイを一度巻いても、そのままでは1時間ほどで止まってしまい、時を刻む精度は1日で5分以上のずれ(誤差)は当たり前でした。そこで国内時計メーカーは、ムーブメントの減速機構動作の抵抗を少なくする技術(軸受宝石を多用する構造)をスイスより導入し、それによりパワーリザーブ時間が飛躍的に向上し、時を長く正確に刻む国産腕時計の誕生につながりました。当時、ムーブメントに使用されている軸受宝石部品の加工を専門にする会社は1社もなく、当社は電気メーターの軸受宝石の技術を生かし、いち早く腕時計用軸受宝石の量産を開始しました。
それから半世紀、当社は軸受宝石の加工技術と共に、腕時計の風防窓(カバーガラス)として、プラスチック製から高強度クリスタルガラスへ、更には産学官との共同でのBOXガラスの開発、今日では人工単結晶サファイアを用いたサファイアウォッチウィンドウ(サファイア窓)へと、ヒット製品を量産してきました。
またブレスレット一体の超硬時計・セラミック腕時計など、世の中にない様々な製品を世に送り出してきました。これも宝石加工技術が根底にあり、それに先端技術を融合したからこそ、時代に合った業界でのヒット製品に繋がったと確信しています。
現在でも、軸受宝石をはじめ、ブランド製品の白黒のジルコニアオールセラミック腕時計、超高級宝飾ブランドのチューブサファイア腕時計ケース、及びコピー品対策としての真贋判定と色彩デザインを兼ね備えた紫外線発光特殊サファイアウォッチウィンドウなど、常に腕時計部品メーカーとしてユニークな商品を提供し続けています。

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